昨日、大婆様の三十三回忌に行って参りました。
なかなか集まる機会がないため、同日に爺様の十三回忌も行ったため、かなりタイトなスケジュールでした。
我が一族の墓は京都府内にあるので、当日は朝早くに京都へ向けて出かけました。
仏教徒?
自分はそれほど信心深いわけではなく、正直宗教はなんでもいいと思っているぐらいです。
法要や法事も残された家族や親族のためのものと思っています。
そんな自分ですが、お坊さんがして下さる説法を聞くのは結構好きだったりします。
仏教にもストーリーがあり、歴史も長い宗教だけあって話も深みがあって面白いと感じるようになってきました。
歳をとった証拠なのでしょうかね。。。
それとも救われたいのか。。。
そのうち、法然さんと親鸞さんについて知りたいと思っています。
宗派は浄土宗です
うちの宗派は浄土宗で、日本ではかなりメジャーではないでしょうかね。
もしかしたら浄土真宗かもしれません。
先日までは浄土真宗だと思ってましたが、浄土宗っぽいです。
ぶっちゃけわかりません。。。
昨日聞いた話では、浄土宗の祖が法然さん、浄土真宗の祖が親鸞さんということで、仏教を巷に広めたのが法然さんで、そこをさらにわかりやすく広めたのが親鸞さんということだそうです。
それすら知らなかった罰当たりです。。。
今回のありがたいお話
今回お聞きしたお話ですが、お墓にお供えするお花のお話でした。
お墓参りをする際に、お墓の左右にある水鉢にお花をお供えしますよね。
(これ、水鉢花立というそうです)
お寺さんに寄ると、『樒』(しきび・しきみ)が売っていますので、それを買って備えるのが一般的でしょうか。
手っ取り早いですしね。
ですが、人によっては故人の生前好きだったお花をお供えなさる方がいるそうです。
これ、気持ちはわかるそうですが、良い作法ではないそうです。
ひまわりだったりチューリップだったりバラだったり、そういったお花を『色花』というのですが、『色花』は仏様にお供えするものということです。
つまり、『色花』は仏壇などの如来さんとかにお供えするもので、お墓の先祖様にお供えするのが『樒』ということです。
もし、どうしても生前好きだった『色花』をお供えしたいという場合は、『樒』をお供えしてその前面あたりに『色花』を少しお供えしてあげるのが良いのではないか、とのことでした。
ちなみに、『樒』に似ているもので、『榊』(さかき)がありますね。
これもお供えしたりする際に使いますが、『榊』をお供えするのはお墓ではなく、神棚とのことでした。
榊は神様にお供えするものという位置づけのようです。