今日は自死、尊厳死、安楽死、あたりについて考えてみようと思います。
日本人なら古来からある自決方法の『切腹』とかが頭に浮かぶのかもしれませんが、残念ながら僕はどちらかというと時代劇も日本史も嫌いなので頭に浮かびませんでした。
それに切腹はたしかにほっとけば死にますが、『介錯』によるものが死因として大きいように思います。
そうそう、そもそもなんでそんなことを考えたかというと、僕はTwitterを初めてそこそこたちまして、おかげさまでそれなりにフォローもフォロワーも増えて来ました。
そんななかでTLには『安楽死』というキワードを見かけることも多いのです。
※それについては悪いとも思ってませんからね!
『じゃあ安楽死を認めてあげたらどうか』そんなことを考えてみました。
考え初めてまず思い出したのが、『ボーン・コレクター』という映画でした。
優秀な捜査官の主人公は首から下が麻痺しており全く動かせず、突如襲われる死にたくなるほどの激痛に耐える日々を過ごしていました。
しかし、優秀であるが故に怪奇事件の依頼がくるのです。
そんななかでも彼は安楽死を望み続けるというお話ですが、結局は安楽死はしません。
※気になる方は購入かレンタルを。
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次に思い当たったのが『蜩ノ記』という比較的最近の邦画です。
この『蜩ノ記』という映画は「十年後の切腹を命じられた男。残された時間、あなたならどう生きるか」というコンセプトの映画です。
おそらく主役の人の人生を通いて人間模様と葛藤など色んなことが盛り込まれたいい映画なんでしょうが、ここではそこには触れませんので、気になる人はレンタルが始まったらレンタルするか購入して下さい。
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TLで死を語りたがるのは主にティーンエージャーかと思います。
ある程度の年齢に達するとそれを言葉にする前に行動してしまうか袋小路に迷い込んでしまうような傾向にあるように思います。
なので、一概に安楽死を認めてしまうと、若者が一気にいなくなってしまう気がします・・・。
それはあれなので、蜩ノ記方式を使ってはどうだろうかと考えました。
ルールとしてこんな感じ。
・すぐに安楽死は出来ない。
・安楽死を決めてから1年後に死ねる。
・キャンセルが出来るが1度キャンセルすると3年は安楽死の申請は出来ない。
・安楽死を決めたらその情報は公開される。
こんな感じ?
死というものに対して軽く考えている人も多いように見えるし、いずれ人は死にますからね。
それに向けて死と向き合ってみる機会としてもいいんじゃないかと。
もちろんふっと思い浮かんだ程度のことですから穴だらけですけどね。
でも、「安楽死が誰にも迷惑をかけない死に方だ」 なんて残念な発想にはならずに済むと思います。
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