みなさんはおねしょした記憶はありますか?
おねしょは女の子の方が早くしなくなるといいますし、女性の方だとした記憶すらない人も多いのかもしれませんね。
僕の場合、・・・恥ずかしながら ・・・かなり遅くまで続きました。
最後がいつだったかは正確には覚えていませんが、小学校の高学年でもした覚えがあります。
本当に辛かったです。
当たり前ですが、したくてしているわけではありません。
「おしっこしたくなったら起きてトイレ行くんだよ」
と言われてもそれが出来れば苦労しません。
「じゃあその起き方を教えてくれよ!」と何度も思いましたし、してしまった時には悔しくて泣きました。
おねしょをする子は案外多いらしい
小学生の頃は地域密着型の薬屋さんがまだありました。
そこには当然薬剤師さんも常駐していました。
僕の母は、僕のおねしょが治らないことを心配し、薬剤師さんに相談をしたことがありました。
その時のことは忘れもしません。
薬剤師さんはこう言いました。
「大きくなっても(高学年になっても)まだ治らない子も結構いて、相談しにくる人もいるんですよ。あまり気にし過ぎするとかえってストレスになってしまうから、あまり気にしなくていいんですよ」
解決法ではありませんし、所詮は他人ごとな意見ではありましたが、当時の僕はとても救われました。
そんなことは友達にも相談出来ませんでしたし、今のようにネットで調べるようなことも出来ませんでしたから。
夜尿症というらしい
5,6歳を過ぎても週1回程度、睡眠中に無意識に排尿してしまうことを『夜尿症』と呼ぶそうです。
身体が未発達であるために起きるのが『おねしょ』ということなのでしょう。
夜尿症の原因とされるものはいくつかあります。
・夜間の尿量が多い(抗利尿ホルモンの夜間分泌不足)
・夜間の膀胱容量が小さい(不安定膀胱)
・睡眠障害
・心理的ストレス
・膀胱や腎臓の器質的な異常など
僕の場合は調べたりはしなかったので原因はわかりませんが、寝る前に水分をとることは控えていましたし、寝る前のトイレも必ず行っていました。
今は薬での治療という選択肢もある
生成される尿が多いような場合、睡眠中に生成される尿の量を減らす抗利尿ホルモンが不足していることが考えられため、このホルモンを補うデスモプレシンという薬が使われるようです。
膀胱の伸縮性が悪く一定量の尿も蓄えていられないような場合、膀胱を柔らかくするような薬が使われるようです。
あまりにも回数が多いような場合には病院での診察という選択肢もあります。
なんにしても布団の片付けをしなくてはいけないお母さんの立場からすると頭の痛い問題でしょうが、もし自分のお子さんが夜尿症である場合にはあまり叱らないでやってください。
おそらくいちばん辛いのは本人ですので。。。
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