初めて鬱状態になったりうつっぽいと感じた人が、その後になるべく困らないようなことを先人のひとりとして伝えられればと思います。
通院中、闘病中、寛解中の方には当たり前だったり、なにをいまさら、というようなことかもしれません。
もしくはただのポジショントークになってしまっているかもしれませんが、参考になれば幸いです。
なってからでは遅い? 通院する病院選び
これが案外と重要なのです。ほんとに。
例えば、風邪を引いたりインフルエンザにかかった場合、かかりつけの内科があればそこへ受診してお薬をもらったりしますよね。
もしかかりつけがなければ、近くで評判の良さそうな病院やクリニックを探してそこにすることでしょう。
このかかりつけがない後者の場合、風邪で身体がだるおもなのにスマホ片手に病院探して、評判もみたりして、大変じゃありませんでしたか?
うつ状態になってから病院を探すのは一苦労
身体の風邪でも病院選びは大変だったでしょう。
ですが、うつ状態で病院やクリニックを探すのはもっとつらいですよ。
なにせ、身体はつらい上に、思考回路もおそらく正常とはいえない状態なことでしょう。
そんな状態で検索して、医師やカウンセラーの腕はいいのか、評判は、怖くないのか、いくらぐらいかかるのか、などなどぐるぐるぐるぐるし始めると思います。
病院選びは発病前にしておこう
元気なうちは、あまり病院のことを調べたりはしないものでしょう。
例えば風邪や腹痛ぐらいであれば、1回試しに受診してみて、嫌だったらもうその病院には行かなければすむことでしょう。
しかし、精神的な病状の場合、通院する回数や期間が中長期になりがちです。
『薬飲んではいおわり』とはいきません。これは絶対にです。
比較的元気な時、もしくは何らかの兆候を感じた時にでも、『うつっぽいと感じた時に受診する病院かクリニック』を予め決めておくことをオススメします。
転院もセカンドオピニオンもできます
医師やカウンセラーも人間です。
生理的に受け付けない場合もあるでしょうし、治療方針に納得できないこともあるでしょう。
そんな場合は受診する病院やクリニックを変えるという方法もありだと思います。
いったんその病院やクリニックに通院することを決めてしまったら、別のところに行くことができないんじゃないか、なんて思うことはありません。
転院はできますし、必要ならセカンドオピニオンで別の病院やクリニックで診てもらうこともできます。
転院する時にはその旨を担当医に伝えれば紹介状を書いてくれます。
それでお金も請求してきますし、他にも患者さんはいるので気に病む必要なんてまったくありません。
おわりに
この記事はしかばね一葉(@skbn_leaf)が経験した限りで思ったことや、その上での考えから言語化したものです。
当人は精神科医でもカウンセラーでもありませんので、あくまでご参考としていただければと思っています。
お大事になさってください。
しかばね一葉