ライブドアニュースさんの記事にこんなものがありました。
多重人格のお話ですね。
【ふしぎ】盲目の女性が多重人格に→人格が切り替わると視覚が回復 独 https://t.co/g7LOnaEkHC 最初は狭い穴のような視界だったが徐々に拡大し、やがてほぼ全ての人格が視覚を取り戻したという。 pic.twitter.com/J4GcLscwqd
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2015, 11月 27
幼少期にドイツに住んでいたというB.T.さんは、幼いころにあった事故で脳の視覚中枢を損傷したことによる「皮質盲」と診断されました。それ以降は盲導犬を連れて生活するようになりましたが、さらに13年後、B.T.さんは自分以外の複数の人格が出現する「解離性同一性障害(多重人格)」を患うことになりました。目が見えない上に時おり人格が切り替わって体のコントロールが奪われるという壮絶な生活を送っていたB.T.さんですが、ある日、別人格に切り替わると共に、失われたはずの視覚がスイッチのように回復するという現象が発生し、その現象について研究した論文が公開されています。
出典 多重人格を患った盲目の独女性 別人格に切り替わると視覚が戻る
すごく簡単に言ってしまえば、多重人格で目が悪い人が別の人格になったら目が見えるようになった、という話ですね。
僕はこの記事を読んで思い出したことがあります。
そう、アレですね。
多重人格探偵サイコ
ででーん!
お待たせしました、漫画のお時間です。
でもサイコの話の前に、ちょっと脱線します。
多重人格モノで言えば、十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLAこれもなんか好きでしたね。
角川だけあって漫画も出ていて、自分はそっちで知りましたね。
絵柄が好きだったんで。
たしか映画化もされてるはずですね。
はい、戻りました。サイコです。
知ってますか? 多重人格探偵サイコ。
月刊少年エースという雑誌で1997年に連載開始された漫画で、原作が大塚英志、作画が田島昭宇です。
僕は当時中学生だったかな?
少年エースを毎月買って読んでたので、連載開始から読んでたと思います。
ちなみにまだ完結していないので続いてますね。
早く終わって欲しいです。。。
当時、いわゆる中二病を発症しやすさ全開の時期なので、こういった類の漫画は大好物でした。
ドラマ化もしましたし、小説版も出ていて、ドハマりしていました。
連載当初は「恋人が猟奇殺人犯の被害に遭い、そのショックから多重人格者となった元刑事が、次々と起こる猟奇殺人事件の謎を追う」という内容だったのですが、なんか今では路線がだいぶ変わってしまったので熱も冷めてしまいました。。。
この漫画の面白さは、独特で上手い絵とショッキングな描写、プロファイラーとして優秀な多重人格探偵の雨宮くん、だと僕は思っています。
なので、なんだかんだあって雨宮くんがプロファイリングしなくなった時点で熱が下がっていきました。。。
雨宮くん出てこないし探偵とは関係なくなってるしもう。。。
画像はグロいので載せませんが、多重人格が発祥した時の「恋人の手足が切られて生きたまま宅急便で送られてくる」とか「脳みそに直接種を植え付けて生きたまま花を咲かせる」とか、当時かなり話題になりました。
FBIとかが捜査で使っていた手法のプロファイルという言葉もこの頃に流行ったと思います。
当時は多重人格の詐病も多かったといいますね。
また、多重人格というか解離性同一性障害が知られていなかったので、人が変わったようになってしまった人を「狐憑き」としてお祓いをするようなケースも多かったと聞きます。
まあそんなわけで、主人公が多重人格なのですよ。
解離性同一性障害としてしっかり描写されていて、主人格と副人格たちとの関係性もしっかりしていると思います。
主人格は副人格と入れ替わっている時の記憶はないとか。
これは主人格を守るために副人格がいるという事が理由みたいですね。
で、ライブドアニュースにあった視力の話ですが、この多重人格探偵サイコにも視力のくだりがあります。
他の人格は特に目が悪くないのですが、雨宮くんだけはメガネをかけなくては目が見えませんでした。
これは、人格によって脳の使っている部分、使い方が違う、または制限がかかっている、というような理由だったと思います。
身体を使うのは脳の命令だからってことでしょうかね。
今回の件で、視力が回復した理由が解明出来れば、レーシックに代わる視力回復の方法とかが見つかったりするんでしょうかね。
そうなると良いですね。