タイトルの通りですけど、『孫子の兵法』系のビジネス書を買ったまま積み本になってて忘れてました。
話題のKindle沼にハマって積み本してたわけではなくて紙媒体の本です。
せっかく気づいたのでとりあえず今日は序章を読みきってみました。
なるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本 現代ビジネス兵法研究会すばる舎 売り上げランキング : 38613Amazonで詳しく見る |
孫武の書いた兵法書が孫子!
この本です。
そもそも恥ずかしい話ですが、今まで『孫子』っていう人が書いた兵法のことだと思ってました。
『子』というのは敬称で、呉国(中国春秋時代)の将軍『孫武』が著した兵法書のことをいうようです。
つまり、『孫先生が書いた兵法書』ってことですね。
この兵法書、基本的に刃を交えずして勝つ(戦わずして勝つ)ことを目的としたものです。
しかも文字数的には6千文字程度とのことです。
全13篇の兵法書
『孫子の兵法』は全13編から成る兵法書で各編は以下のようになっています。
- 始計編
- 作戦編
- 謀攻篇
- 形編
- 勢編
- 虚実編
- 軍争篇
- 九変篇
- 行軍編
- 地形編
- 九地編
- 火攻編
- 用間編
1〜3は開戦する前の準備段階について、
4〜6は軍隊(組織)の態勢などの準備について、
7〜戦闘に関してが説明されています。
こんな人達も孫子を学んだ
『孫子の兵法』は戦闘についてのみでなく、組織編成のあり方や軍略や人の動かし方などについても記してあります。
そのため、歴史上の偉人や現在の実業家などもこの『孫子の兵法』を学んでいるそうです。
『三国志』で有名な魏国の覇王・曹操や中国共産党の毛沢東、フランス皇帝のナポレオンも孫子の愛読者でした。
日本で言えば、風林火山で有名な戦国武将・武田信玄や日露戦争で活躍した東郷平八郎も孫子の兵法を活用していたようです。
現代で言えば、あの孫正義さんがブッシュ大統領に孫子をプレゼントしたのは有名な話だと思います。
ちなみに僕が持っているこの『なるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本』は全編を順に説明しているわけではなく、ビジネスに特に役立つ点にフォーカスして抜き出し、わかりやすく解説されています。
なるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本 現代ビジネス兵法研究会 すばる舎 Amazonで詳しく見る |
新訂 孫子 (岩波文庫) 金谷 治 岩波書店 Amazonで詳しく見る |