アマゾン欲しいものリストから買って頂いた『孫子』、遅ればせながらレビューしたいと思います。
そもそも『孫子』とは中国の兵法書で 、中国最古の兵書とのことです。
日本でも昔から有名で、戦国武将も読んでいた人がいたようです。
『風林火山』で有名な武田信玄さんですが、そもそもこの風林火山ってこの『孫子』にある言葉なんですね。
武田さんが作った言葉だと思ってました…。
ちなみに風林火山以外にも、『知り難きことは陰の如く、動くことは雷の震うがごとく』というようなものもあります。
孫子は全十三篇で構成されており、計略や謀略などの戦になる前の事から始まり、実際の戦での戦いかた(兵の動かしかた)や地形の有利不利、火など一気に情勢を覆すような方法についてなどがまとめられています。
実際に今の世の中で大勢の兵隊を動かして戦うような事はほとんどないでしょうし、そもそも一般人が戦う機会もないと信じたいです。
が、戦いになる前の節で記載されている計略や謀略の部分なんていうのはサラリーマンや社長さんなどにはとても為になると思います。
この孫子は1兵隊の個人の必要な知識ではなく、人をまとめるリーダーやマネージャーという立場の人が読むと非常に有用なことが詰め込まれているように感じました。
事をなす為には兵(部下)の士気をさげてはいけないけど、情をかけすぎてもいけないというような事から、戦う前(プロジェクトが炎上する前)の計画や根回し、必要なら敵になる企業の情報収集だったり。
漢文、日本語訳、解説と3つがセットになっているので、漢文読めないワイにも読みやすかったです。
『孫子』を読む機会を与えてくださり、ありがとうございました!
ちなみにワイのAmazonの欲しいものリストはこちらです。
しかばね一葉