連休が終わりましたね。
成人の日ということで、通年通り各地域で成人式が行われたことと思います。
毎年、『どこどこの会場で新成人が酒のんで暴れた』とか『昭和のヤンキーファッションのやつがいる』とかでワイドショーが盛り上がっていますけど、今年は貸衣装・着付け業者のトンズラしたことが炎上していますね。
そう、今回は株式会社はれのひが起こしたはれのひパニックと成人式についてです。
はれのひが起こした騒動
着物レンタル業の「はれのひ」が成人の式当日にやらかしたわけですが、具体的なやらかした内容はこんな感じです。
【給与未払いも】着物レンタル「はれのひ」、被害申し出300件以上にhttps://t.co/rE5vuSacG4
同社の社長とは現在も連絡が取れない状態だという。元社員は給与未払いのほか、テナント賃料の滞納などがあったことを明かした。 pic.twitter.com/mHwN7Bjcm0
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年1月8日
「はれのひ」店舗閉鎖 詐欺容疑も視野に捜査する方針 着付け会場ホテルも料金振り込みなく「被害届検討」 https://t.co/dm2rukitqX
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年1月9日
ちまたでは、「計画破産(計画逃走?)だ」などと言われていますね。
また、株式会社はれのひでは来年の新卒も20人ほど採用する予定だという話も聞きます。
おそらく倒産なので、今回レンタルで被害にあった人だけでなく、内定者たちも絶望的な状況となったことでしょう。
内定者が成人式に参加するためにはれのひからレンタルする予定だったというようなダブルショックはあったりしたんでしょうかね・・・。
成人式当日に閉店「はれのひ」から新成人を救った老舗業者「業界の信用に関わる」https://t.co/cTHwYIRUTi
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) 2018年1月8日
困っていた被害者に老舗呉服屋さんが救いの手を出したということで、「神対応だ」と騒がれていますね。
たしかに被害者からすれば本当にありがたい対応だったのでしょう。
でも相手も商売人ですからね、これは完全に商機でしょう。
こういった対応は高感度もあがりますし、ニュースにもなって広告にもなることでしょうしね。
ですが記事にもあった通り、業界全体の信用問題になりかねない事件でもあるので、心境としはあまり嬉しくはないのかもしれませんね。
成人式の思い出
ワイの個人的な成人の日と成人式の思い出を振り返ってみたいと思います。
成人式はもう15年ほど前の出来事なので、記憶自体がおぼろげなのですが、とりあえず式には参加はしましたね。
成人式の会場は中学校の学区内だったため、中学から付き合いが続いている知人何人かと待ち合わせて会場に向かいました。
ちなみにワイの服装はリクルートスーツでしたね。
羽織袴なんて持ってないですし、買ったり借りたりするほどでもなかったのと、スーツはリクルートスーツ1着しか持っていなかったのでそれを着ていくしかなかったという消去法的なチョイスです。
1月なので当然ですが、寒かったのでコートを着て行ったのですが、これがまた地味なコートで、成人式に着ていくものではなかったなぁと今更ながらに思います。
式典に参加したものの、何の感銘も受けず、テレビでよく見る「新成人としてがんばります!」のような感想もないまま、記念品(ボールペンだったかな?)を貰って帰ってきました。
おそらく当時の友達などもいたのでしょうが、特に交流することもなく、一人で帰ってきましたね。
一緒に会場に向かった友人たちは、他の友人達のコミュニティで飲みに行ったり、しゃべり倒していたりしていましたが、ワイは特にそんなこともなく「よし、帰ろう」という感情しかありませんでした。
成人式は行った方がいいの?
この経験を踏まえて、成人式には参加した方が良いのか、という問について個人的に答えると、
行っても行かなくてもどっちでも良い
ですね。
行きたい、参加してみたいと思うなら行ってみるといいでしょう。
基本的に1回きりしかないので思い出にはなります。
同窓会のようなものでもあるので、旧友と会ってそのまま飲み会に行ったり昔話をしたり出来ますしね。
行きたいと思わないなら行かなくても全然問題ありません。
それっぽい人が壇上でそれっぽいことを言うだけです。
他にやることがあるようならそれを優先するのも良いと思います。
思い出として『成人式に参加せずに◯◯をしていた』というのも話のネタとして強そうですしね。
あとは、人が多い所が苦手な人だったり、『振り袖や羽織袴を着たい』という思いがない人にはそれほど重要なイベントではないように思います。
ですので、自分の後悔しない選択をすればどちらでも全然問題ないと思います。
振り袖や羽織袴で着飾ると言えば
朝の顔、小倉さんがこんなことを言ってざわつかせたそうですね。
【反論も】「これを機に成人式で着飾るのをやめたほうが」小倉智昭が提案https://t.co/M25u931BcA
着付け業者と連絡が取れなくなったトラブルを受け、「あんなに振袖着ている女性が多いと行きたくても行けない人もいると思う」と述べた。 pic.twitter.com/p1eUK2NP3T
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年1月9日
まあ言いたいことはわかるけど、それは個人的に心の持ちようで解決することであって、逆ドレスコードみたいな服装制限をかけても根本のところは解決しないんじゃないかな、と思います。
だって、「キレイで高そうな振り袖着てる人がたくさんいるけど、自分はそうじゃないから行けない」というなら、服装が全員シックになったとしても「カワイイ人がたくさんいるけど、自分はそうじゃないから行けない」という思考になるだけですよね。
案として出すなら、『成人式』そのものを複数のバリエーションで分けるとかがいいんじゃないですかね。
今までのスタイル、みんなキレイに着飾ったゴージャスパーティースタイル、私服かスーツ参加しか認めない超庶民スタイル、などなど。
別に今の成人式のスタイルでなくてはいけないわけじゃないんですから。
新しいスタイルでやればいいんじゃないのかなと思います。
特に昭和のヤンキースタイルで来るタイプの子たちはほんと自分たちで好きなようにやればいいじゃん、って思うのにわざわざ枠にハマった中でアウトロー感を出したがりますよね。
新成人に一言
最後に新成人にひとこと贈りたいと思います。
成人式に出たからと言って、そこから「はい、君は大人ね」となるわけではありません。
そもそも大人という概念の考え方も人それぞれなので、自分の中の『理想の大人』に近づいていけるとよいですね。
ワイは未だに大人にはなれていないと思います。
早く大人になれるようにガンバリタイトオモイマス・・・。
しかばね一葉