パチンコ・パチスロのホールのお話です。
先日、お仕事で行ったお客様の事務所で見かけた雑誌の記事について書いていきたいと思います。
パチンコ・パチスロ界隈でよく聞く噂話の中には、
店員「あ、こいつまた来てる! 当たらないようにしてやろう!」
というような、俗に言う「遠隔操作」のネタがよく出てきます。
「昔は本当にあった」とか、「知り合いの店長に事務所に入れてもらった時に、パソコンを操作したら指定した台が大当たりした」とかいう話を実際に聞いたことがあります。
ちなみにワイは経験したことはおそらくありません。
ストックが飛ばされている設定6を打たされたり(アラジン)、データカウンタ上は完全に天井ゲーム数を超えているのに天井が発動しない(喰霊 零)、ということはありましたが・・・。
さて、話を戻しますが、先日、遊戯業界に関係があるお客様のオフィスへお邪魔する機会がありました。
その時に見慣れない雑誌を目にしました。
名前は忘れてしまいましたが、どうやら遊技機を扱う業界向けの情報雑誌で、書店でもAmazonでも見たことはありませんでした。
おそらくその業界の企業しか購入できない類の雑誌なのでしょう。
その雑誌をチラっと読ませてもらったのですが、やはり記事の内容はユーザ目線ではなく、店舗側目線だったりメーカー目線だったりでした。
新しいコインサンド(お金を入れたらコインが出てくるマシーン)のことだったり、「新基準では○○が解禁される!」とか、「○○が破綻した!」とかそんな情報です。
コンビニで見かける「でちゃう!」や「ぱちんこ必勝ガイド」とは全く毛色が違う内容でした。
あたりまえですけどね。
『へー、こんな雑誌もあるんだなぁ』と思いながら読んでいたんですが、その中で一番興味を持ったのがこの記事でした。
「店員用ウェアラブルデバイス! あの客が来たらホール内の従業員に一斉通知!」
その記事には、丸い形をしたアップルウォッチのようなウェアラブルデバイス(時計)の写真が載っていました。
店内にある監視カメラでAIがお客の顔を確認して、予め指定したお客が入店してきたら店員が装着しているウェアラブルデバイスに通知される、というものでした。
これはつまり、店内に入った時点からもう顔を特定されているということになります。(もちろん死角はあるでしょうが)
危険人物だったり、出禁にした人物だったり、台を殴りまくる常連だったり・・・。
そういった人物を早々に警戒できるというツールなのでしょう。
もちろんスゴイと思うのですが、でも個人的には、自分の顔も当たり前のように特定されている、という事実が少し怖くなりました。
やはりワイがほとんど勝てないのは、顔バレして意地悪されているからなのだろうか・・・。
なんにしても、パチンコホールの店員さんもそういった最新機器を装備する時代になったということですね。
しかばね一葉