僕は中学と高校の頃、母上様が作って下さった弁当を持って学校へ行っていました。
今日は何が入っているだろうかと期待に胸を膨らませて弁当箱を開けると、片側にガッチリ寄ってしまった『寄り弁』になってた時、絶望感に襲われたものです。
なぜ弁当の中身たちは片側に寄りたがるのか
そもそもなぜあんなに弁当の中身は寄りたがるんでしょうか。
僕は当時、弁当箱は鞄の中に入れて登校していました。
さらに、自転車で通学していたので、自転車の揺れによって鞄が揺れ、さらにその中の弁当箱も揺れました。
おそらくこの時、感性の法則やニュートンの法則のようなものにしたがって寄っていくのでしょう。
お弁当の内容や容量にもよりますが、ガッツリ寄った場合、開けた時には容器の半分ぐらいになっていることもありました。
あれを見た時はなぜかすごく絶望していた覚えがあります。
未だに弁当たちは寄り続けているのか
最近は当時とは違い、コンビニも沢山ありますし、お弁当を持参しているようなケースも少ないのでしょうかね?
だとしてもある一定量の弁当男子的な人々もいるはずです。
キャラ弁とか流行りましたしね。
キャラ弁が寄ってしまったらキャラ弁が台無しです。
その人達はいったいどうなのでしょうか。
そもそも時代は進みました。
科学も発展してきました。
つまり、そもそも『寄らない弁当箱』が開発されている可能性もあります!
早速アマゾンで『寄らない弁当箱』を探してみました。
隊長っ! 見つかりませんっ!!
ありませんでした。
弁当業界の進展なんてそんなものなのでしょうか・・・。
ちなみに僕の学生時代に使っていた弁当はこんなタイプでした。
そしてここで気が付きました。
そもそも形状的に2段とか円形状の弁当箱だったら寄りづらいんじゃね!?
そう、そもそも自分が使っていたタイプは寄り易いタイプの弁当箱です。
最近は暖かくする機能が付いた弁当箱があるという噂も聞いたことがあります。
そういう高機能な弁当箱の形状は円形だったり楕円形だったりして2,3段の小分けの形状になっていた気がします。
つまり『寄らない弁当箱』として作らなくても、機能と見た目を研ぎ澄ませて行った結果、『寄り弁』は絶滅したということでしょうか。
アマゾンでナンバーワンの弁当箱
それではここで、アマゾンで一番売れている弁当箱を見てみましょう。
サーモスですよ。
あのサーモスです。
これは朝作れば昼開けても温かい可能性が高いですね。
そして肝心な形状です。
ご飯入れは円柱状、おかず入れは小さめな容器が2段になっています!
やっぱり!
これを寄らせようと思ったらかなり本気を出して弁当箱の入った鞄をぶん回す必要がありますね。
それでも寄ってしまう人たちへ
このサーモスの弁当箱を使っても『寄り弁』を誕生させてしまう人たち。
そして、僕が使っていたような1段式ののっぺりしたタイプの弁当を頑なに使いたい人たち。
そんな人達に、この技を伝授したいと思います。
弁当箱の蓋(内側)にサランラップを敷きましょう!
こうする事によって摩擦が生まれてご飯やおかずが寄りづらくなるそうです。
伊東家の食卓で言ってた気がします。
そもそも弁当箱の内側全体にラップを敷き詰めて弁当を積めることによって洗い物の手間を軽減する、という手を使っていた友人の母もいらっしゃいました。
これはサランラップのコスト多くかかりそうですね。
皆さん、寄らない快適なお弁当ライフを楽しんで下さいね。