メンタルで社会不適合者になりましたが、動物たちのお世話をしながら日々もがいて生きている様を投稿しています。

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街の本屋さんに行ったら中村文則さんのフリーペーパーがあったらから貰ってきた

投稿日:2014年10月9日 更新日:

僕は本屋さんが好きなので、何も買わないけどふらっと立ち寄ることが多いです。

とは言っても、行くのはイオンの中にある大型書店ばかりではありますが。

Kindleやkoboなどの電子書籍が盛り上がってるおかげで本屋さんも売上を上げるのが大変でしょう。

 

 

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「文藝」創刊80周年記念

“このフリーペーパーでしか読めない特別書き下ろし掌編”ということだったんで貰ってきました。

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中村文則さんの新刊『A』の販促も兼ねたフリーペーパーでした。

 

中村文則さんとは

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1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。
04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎章を受賞。
12年『掏摸』の英訳が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの年間ベスト10小説に選ばれる。
作品は世界各国で翻訳され、14年には日本人初となるDevid L. Goodis賞(米)を受賞。
他の著書に『最後の命』『何もかも憂鬱な夜に』『王国』『去年の冬、きみと別れ』など。
※中村文則公式サイト http://www.nakamurafuminori.jp/

<出典>本フリーペーパーより

 

 

暗い手

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僕にはとても考えさせられる内容でした。

おそらく主人公は精神を病んだ状態なのですが、自分で自分を追い詰めていくループの思考、とてもよくわかります。

そしてこのタイトルにもなっている暗い手、誰の手なのかは書かれていませんが、この手が主人公に温もりをくれるからまだギリギリのところにいられる、でもそれは同時に苦しみ(負の思考のループ)を生んでいる。

長編の作品も読んでみたくなりましたね。

オススメなどあればぜひ教えて下さい。

 

 

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