メンタルで社会不適合者になりましたが、動物たちのお世話をしながら日々もがいて生きている様を投稿しています。

幽霊を乗せたのかもしれない!

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お疲れさまです。しかばねです。

久しぶりの記事はこわい車のお話です。

 

 



 

 

幽霊のしわざ??

もう3ヶ月ほど前の梅雨の頃に起こった話です。

その日も梅雨真っ盛りの天気で雨がザーザー降っていました。

車に乗って買い物に出かけた後、荷物をおろそうと後部座席を見てみると、足元が濡れていました。

 

 

「あれ? 窓が空いていたのかな?」

 

と思って確認してみても、窓も扉も開いていた形跡はありませんでした。

雨漏りかと思い天井を見てみましたが、天井は全く濡れていません。

 

 

「まさか・・・タクシーが雨の日に女性を乗せたら実は幽霊で後部座席がべったり濡れていた怖い話のやつじゃ・・・」

 

 

結局その日は原因もわからず、震えながら寝ることになりました。

そして時は流れて翌週、ゲリラ豪雨が断続的に続いていました。

相変わらず後部座席の足元は濡れていましたが、相変わらずどこから水が現れたかはわかりませんでした。

ちなみに濡れるというのがどの程度かわらないと思いますが、足元に敷いてあるカーペットがべっちょり濡れていて、カーペットを取ってみるとその下もべっちょり濡れていました。

 

 

「もしかしたら車の下から溢れてきてるのか??」

 

 

そうだとするともう車について素人のワイにはどうすることもできません。

車屋さんに見せに行かないとダメかと思いつつも腰は重く、そんなこんなで月日は流れて1ヶ月ほど経ってしまいました。

 

 



 

 

プールかな?

・・・

 

 

・・

 

 

 

 

 

 

 

「めっちゃ水溜まっとるーーーー!!!」

 

 

 

足湯みたいになっていました。

さすがにこれはやばいです。

 

 

「なんとかせねば・・・」

 

 

わからないなりにグーグル先生やツイッターで検索してみると、ウェザーストリップという現象であることが濃厚っぽそうでした。

このウェザーストリップというのは、車のドア部分に付いている言わばパッキンのゴムを伝って車内に雨水が侵入してくる現象を言うそうです。

たしかに言われてみればそんな形跡がありました。

 

 

 

 

なんかちょろっと水の流れる後がありますね。

扉を開けて見てみると、たしかにゴム部分から流れて来ているように見えます。

 

 

 

ゴムを触ると結構な水が出てきました。

その日はもう暗かったので、翌日ちゃんと見てみると、水が溜まりそうな隙間がありました。

 

 

 

 

この部分ですね。

ゴムをぐにぐにして溜まった水を取り除き、足元にたっぷり溜まった水をバケツとスコップでかき出し、新聞紙と犬猫用のおしっこマットを駆使して水分を取り除く日々が始まりました。

そしてさすがに危機感を覚え、数年ぶりのカーディーラーにも行ってきました。

イエローハットにしようかとも思いましたが、車検をしたのがイエローハットだったのもあり、その時に検査やらなんやらをしたのが原因という事もありえるので、大事をとってカーディーラーに見せることにしました。

 

 



 

 

カーディーラーでも断言できず

カーディーラーに行き、実際に見せてみましたが、ちょっと見ただけではわからないと言われました。

水をかけてみても雨漏れもドアからの侵入もなかったそうです。

ワイがゴムをぐにぐにして水を取り除いてしまったからでしょうかね。

 

そこで後日車を預けてしっかり見てもらうことになったのですが、ピットのスケジュールがかなり混み合っているようで、1ヶ月以上後の予約になってしまいました。

その間、1ヶ月以上あったこと、梅雨の時期が終わったこと、日々のたゆまぬ努力によってだいぶ水気がなくなっていました。

 

 

 

水気はなくなりましたがなんか白くなりました・・・。

 

 

「これ・・・カビじゃね・・・」

 

 

まああんだけ水で濡れたらキノコ生えても不思議じゃありません。

さすがにキノコは生えませんでしたけどね。

カビかどうかもわかりませんが、気持ち悪いのでがんばって拭き取ってみましたが8割ぐらいしかとれませんでした・・。

 

 



 

 

とうとう原因特定!

そんなこんなでやっと予約した日になり、カーディーラーに詳しく検査してもらいました。

すると、絶対ではないそうですが、色々な状況証拠から、おそらくこれだろうという答えを出してくれました。

 

 

 

 

ワイがぐにぐにして水をかき出したゴムも原因の一部でしたが、そこが本質ではなく、入り口に過ぎなかったそうです。

たしかにこのゴムは雨などの水を車内に入れないようにパッキンの役目をしているそうなのですが、水気のすべてを弾いているわけではなく、一部の水はドアの中に入る構造になっているそうなのです。

そしてその入り込んだ水は、ドアの下部にある排出弁から抜けていくそうなのです。

わかりますか?

ワイはわかりませんでした。

でも実際にドアを見て説明してもらってやっと何を言っているかわかりました。

↑の画像のドアの下部に3つ小さな四角があると思いますが、それが排出弁で、ワイはその存在すら気にしたことがなかったので見逃していました。

 

 

 

これですね。

ここからドアの中に入った水がジョロジョロ出てくるわけです。

これによってドアの中に水が貯まることもなく、車内の足元よりも低い位置から水が抜けていくんですね。

 

で、原因ですが、この排出弁に砂やゴミが詰まってしまっていたようで、この排出弁から水が抜けないことが原因だったそうです。

ここから水が抜けないと、ドアの中に水が溜まり、パッキンで弾かれた水が足元よりも高い位置から水が流れてくることになります。

それが車内に流れ出て来ていたと考えられるそうです。

 

状況証拠として、排出弁に砂とゴミのようなものが詰まっていたこと、水の流れてきたような跡があったこと、ドアの中に水が溜まったと思われる軽いサビがあったことが挙げられるそうです。

この検査と詰まりの解消、足元の乾燥をしてもらうのに、だいたい9千円かかりました・・・。

サビができる程度には長い年月をかけて起きた現象みたいなので、車検費用みたいなもんと考えれば安い出費だったのかもしれませんが・・・。

ちなみにこの排出弁、「水抜きドレーン」という名前らしいです。

初めて聞きましたね。

 

ドレーンというなの幽霊のお話でした。

 

しかばね一様







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