お仕事先で一悶着がありました。
ある社員の精神状態が問題となって辞める辞めないというような事態になっていました。
あ、ワイではないですよ。
うつはうつらないけど感情の起伏は同調しやすい
ワイは、すべて終わった後の説明を聞くまで全く知らないことでした。
端的に説明すると、ある社員さんの精神状態が悪い方に進み、その相談を聞いていた別の社員さんの精神状態も悪い方向に進んでしまった、ということでした。
自分一人で完結する病状であれば、まだ話は小さくて済んだのかもしれませんが、他の社員さんにも悪い影響を与えてしまった、というのが大きな問題として役員さんに捉えられてしまったようです。
先ほども述べた通り、もうすべて終わった後に話を聞いたので、どういう処分となったかも聞きました。
それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、「退職するか」という問に対して「続けたい」と答えたそうで、目に見える形ではなんの変化も起こりませんでした。
ワイはその場にいませんでしたが、禊と言うか、ケジメとしての謝罪の場があったとかなんとかでした。
ワイなら逃走しているレベルのことだと思います。
話を聞いて数日後、件の2人の社員と軽くお話をしましたが、お二人とも元気そうでした。
よかったよかった。
影響を受けてしまった社員さんは、感受性が豊かなタイプだから引きづられただけで、あまり深くまでは落ちていなかったようです。
問題の中心にいる社員さん、そんなに絡んだことはないのですが、『いつも大変そうだというだな』という印象を持っていました。
業務量が多そうで、いつも朝早くから遅くまでがんばっていらっしゃるという感じでした。
その過労と心労が溜まって限界を迎えてしまった、そう思いました。
ワイ以外の社員さんたちもそう思ったようでした。
しかし、話を聞いてみると、元々精神的（性格的？）問題を持っていたそうです。
※詳しく説明するのは止めておきますね。
役員さんたちもそのことを簡単には聞いていたようですが、軽く見すぎていたのかもしれません。
精神疾患ぎみな社員を雇い入れる、というのはその社員だけのことではありません。
ワイもそうです。
ワイはこの職場での立ち位置としてはオープンとクローズの中間といった感じです。
「昔に精神疾患になって、今は落ち着いている」という説明を面接の時にしています。
つまり、今回のことでワイに対する役員さんたちの見る目が変わる可能性があります。
余計に問題行動を起こさぬよう注意していかねばならなくなりました・・・。
そして、問題行動を起こした時は1発で退職の意思を聞かれる状態にあるんだという事が判明しました・・・。
まあこれは良くも悪くもですけどね・・・。
ワイの中で一番やべぇと思ったのは新卒の頃にいた人
社会人になって、うつ状態になって休職したり会社を辞めていく人を何人か見てきました。
ワイがそうなる前にも後にもです。
ただ、それはストレス性のうつ状態から始まるものばかりでした。
自分が精神疾患になり、ツイッターをはじめ、たくさんのフォロワーさんと繋がることが出来ました。
その中には、いろんな精神疾患、病状の方がいました。
会ったことはない人ばかりですが、いい人が多い印象です。
あまり良い言い方ではありませんが、それなりに色々見てきた中でも一番「やべぇ」と思った人は新卒で入った会社にいた人でした。
当時のワイは、精神的な病状については全くの無知でした。
今でもそんなに知っているわけではありませんけどね。
その人は、事務をやっている人でした。
面接のために会社のオフィスに行った時、初めてその会社で話をしたのがその人でした。
オフィスの扉の前で待っていると、その人が応対しに出てきてくれました。
面接の約束がある旨を伝えている最中、その人は満面の笑顔をしていました。
女性で、細身、顔立ちも悪くなく、好感が持てそうな印象でした。
ただ1点気になったのは、エプロン姿だったことです。
しかもそのエプロンは、料理をする時のエプロンというよりは、幼稚園の保母さんがしているような感じのエプロンです。
システム会社の人がするようなものとは思えず困惑しましたが、面接前でそんなことを考える余裕はなく、「そういう業務もあるのかもしれない」と疑問を飲み込みました。
その後、無事に入社が決まり、その会社で働きはじめましたが、一緒に仕事をする中で、その人の普通とは違う行動や発言を見聞きし、恐怖を感じるようになりました。
しっかり仕事をしない、ありえないミスが多い、という仕事面のこともそうですが、到底大人の女性の行動や言動ではないところが多々ありました。
具体的には、仕事中に結構な声量で歌を歌い始める。廊下でも、エレベーターでも歌い始める。乗り合わせた別の会社の人に「一緒に歌いましょう！」と言い始める。
郵便物を会社を出てすぐのポストに入れに行って数時間戻らない。請求書を別の会社に送りつける。
突然大声で独り言を始める。主に怒声で怒っている。当時、ワイはその人と背中合わせの席に座っていたので、後ろから刺されるんじゃないかとヒヤヒヤしていました・・・。
そして一番恐怖したのは、ある社員さんの家に押しかけたことでした。
何が恐いって、押しかけられた社員さんは、その人に家の住所を教えたりはしていなかったのです。
つまり、会社に提出されていた連絡先と住所盗み見て来たということでした。
しかも、押しかけられた社員さんの知らない男の人を連れて来て「遊びに来た」と言ったそうです。
さすがにその社員さんは、約束もしていないし、知らない男性もいるし、恐くて扉を開けずに追い払ったとのことでした。
その後、さらに色々と社内で事件を起こし、さすがに擁護できなくなった役員たちが、解雇を命じて辞めて行きました。
先天性の精神疾患を持っていたのではないか、と今なら想像できます。
おそらく統合失調症と妄想障害などを併発していたのではないかと思います。
何も知らなかった当時のワイはただただ恐かった記憶です。
今のワイならなんとかできるのか
後述の話では、ワイは知識もなくただただ恐かっただけです。
が、今なら、今の会社の社員さんなら何か力になれるのか、そんなことを考えたりもしました。
でもそこまででやめておくことにしました。
ワイに出来ることなんてありません。
引きづられてしまった社員さんの二の舞になるだけです。
ピアカウンセリングなんて言えば聞こえはいいですが、問題が大きくなるだけという可能性もあります。
それにワイの立ち位置はグレーゾーンですし、役員しかワイの病歴を知らないはずです。
自分第一で、自分のお仕事で迷惑をかけないことを最優先で考えたいと思います。。。
しかばね一葉
