前々からそんな話が出ていましたが、とうとう昨日9月5日にLINEが『LINE MOBILE』を発表しましたね。
正確に言うと、LINE株式会社の子会社のLINEモバイル株式会社がMVNO事業のサービスを提供開始しましたね。
俗にいう格安SIMです！
正式なサービス開始は10月1日からですが、9月5日から先行販売として限定2万契約まで出来るようになっています。
契約はLINEモバイルのサイトからできますよ。
料金プラン・サービス内容
料金プラン
料金プランは２種類で『LINEフリープラン』と『コミュニケーションフリープラン』となり、前者はLINEが使い放題、後者はLINEとTwitterとFacebookが使い放題です。
このデータ通信量を超えた場合、0.5GB（500円）、1GB（1,000円）、3GB（3,000円）を追加購入することが出来ます。
購入しない場合、通信速度の最大値が200Kbpsになります。
ぶっちゃけ200Kbpsはとんでもない速度ですよ。
300でもやばいですからね。
逆に、データ通信量が余った場合は翌月に繰り越されます。
これはありがたいですね。
繰り越されるのは翌月までですけどね。
サービス内容
このLINEモバイルの特徴としては、『カウントフリー』と『LINEモバイル限定サービス』でしょう。
カウントフリー
対象のアプリが通信したパケットのカウントがされないのがカウントフリー機能です。
ようするに、1GBの契約だったとしてもLINEを3GBでも5GBでも使えて、通信制限も受けないということですね。
コミュニケーションフリープランの場合はLINEだけでなく、TwitterやFacebookの通信もカウントされないので、「スマホではこのアプリたちしかほとんど使ってない」というような場合にはお得に使えそうですね。
ちなみにLINEの場合、『LINE』アプリの通信に限るためLINE系列のゲームなどの通信はカウントされます。
気をつけましょう。
LINEモバイル限定サービス
これまでMVNOサービス・格安SIM契約ではLINEアプリの年齢認証が出来ませんでした。
LINEモバイルではこのLINEで年齢認証が出来るという点が個人的に１番ネックになるんではないかと思っています。
年齢認証が出来ないとLINEのID検索が出来なかったりするので、これは格安SIMを使う上ではポイント高いです。
※正確に言えばdocomoならdocomoID、auならauIDなど端末ごとに年齢確認が出来る方法はあります。
また、月額基本利用料の１％分のLINEポイントが毎月溜まっていくので、スタンプを買ったりLINEゲームで課金している人には嬉しいですね。
そして、同じようにLINEモバイルを使っているLINE上の友だちに、自分の残っているデータ容量をプレゼントすることが出来ます。
これはなかなか焦げ臭いですね。
データ容量欲しさにあれやこれやする人が現れなければよいですが・・・。
注意点
なんと、利用開始日の月額基本利用料は無料とのことです。
ただし、初月に解約した場合は1ヶ月分が請求されます。
契約時には月額費用の他に、登録事務手数料として3,000円がかかります。
音声通信SIMの場合、利用開始日の翌月を1ヶ月目として12ヶ月目の末日まで解約又はMNP転出をすると9,800円の解約手数料がかかります。
データ通信だけの場合はこの手数料なく解約出来るようです。
音声通信SIMの場合はこの12ヶ月（実際は13ヶ月が目安？）というのがネックになりそうですね。
ちなみに全部の料金は税抜き表記です。
格安端末も売っとるでな
他のMVNO事業者と同様にLINEモバイルでも格安端末を販売しています。
もちろんSIMフリー端末です。
AQUOS mini SH-M03
シャープ製の全部入りスマホ。
4.7インチでおサイフケータイとワンセグの付いた防水防塵仕様！
でもちょっとお高い！
BLADE E01
これぞ格安端末！
１万５千円を切るお安さ！
５インチあるしSIMスロットも２つ付き！
でもお安いだけあって性能はそこそこなのでサブ端末とかじゃないと辛いかな。
AUSUS ZenPad 7.0
７インチのファブレット（？）も取り扱ってますね。
お値段もお手頃で、動画を見るのにこのサイズはほんとちょうどいいです。
もちろん通話もできて周りの目を引くこと間違いなしですよ！？
LINEモバイルのSIMカードはdocomoの回線を使用しているので、上記のようなLINEモバイルのサイトで購入した端末か、SIMフリー端末、もしくはdocomoの端末でなければ使用することができません。
これが最大の注意点でしたね。
