一年ほど前に各社の定額音楽配信サービスがこぞってサービスを開始しました。
とうとう音楽も個別に買う時代から月々チャリンチャリンと課金していくスタイルが主流になっていくのかすげぇ!
と思ったものですが、蓋を開けてみると社会現象になったりCD買う人がいなくなったりってこともなくといった感じでしたね。
各社共にまだ黒字になってないんじゃないでしょうかね?
どうなんだろう。
定額音楽ストリーミングサービス比較表
各社サービスが出揃ったところで比較表を作っていたので、それを見直してみました。
まああんまり変わってませんでしたね。
Prime Music | Google Play Music | Apple Music | LINE Music | AWA | |
運営会社 | Amazon.co.jp | Apple | LINE Music | AWA(avex&サイバーエージェント) | |
サービス開始 | 2015年11月 | 2015年9月 | 2015年7月 | 2015年6月 | 2015年5月 |
月額利用料
(税込) |
年額3,900円
(325円/月) |
<個人>
月額980円 <家族> 1,480円 |
<個人>
月額980円 <家族> 1,480円 |
<プレミアム>
月額960円 ※学割で600円 <ベーシック> 月額500円(再生時間制限有) ※学割で300円 |
<Standard>
月額960円 <Lite> 月額360円(機能制限有) <Free> 無料(機能制限有、再生時間制限有) |
無料期間 | プライム会員登録から1ヶ月無料 | 利用開始から1ヶ月無料 | 利用開始から3ヶ月無料トライアルキャンペーン有 | 利用開始から1ヶ月無料 | 利用開始から3ヶ月無料 |
楽曲数 | 約100万曲 | 約3,500万曲 | 約3,000万曲 | 約1800万曲 | 約500万曲 |
レコメンド | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プレイリスト | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ (作成・公開はStandardのみ) |
リピート/シャッフル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ (Standardのみ) |
スリープタイマー | ◯ | ◯ | ◯ ※タイマーアプリ使用 | ◯ | ◯ |
音質 | 48kbps / 128kbps /256kbps / 自動判定 | 320kbps / 自動判定 | 256kbps | 64kbps / 192kbps /320kbps / 自動判定 | 64kbps / 96kbps /128kbps / Wi-Fi接続時のみ 320kbps |
歌詞表示 | ☓ | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
オフライン再生(キャッシュ機能) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ (Standardのみ) |
ラジオ型 | ☓ | ◯ | ◯ | ☓ | ◯ |
対応デバイス | iOS、Android、PC、Mac | iOS、Android、PC、Mac | iOS、Android、PC、Mac | iOS、Android、PC、Mac | iOS、Android |
※2016年8月現在
スマホだと表の全体が見えないので画像にしてみました!(2016/9/3)
各サービスの個人的なイメージ
Amazonさんの『Prime Music』以外は無償期間の範囲で実際に使ってみました。
Prime Music
音楽配信サービスとしてだけ考えると、他社に比べてまだまだ弱いかなと思います。
何と言っても配信楽曲数が圧倒的に少ないです。
このPrime Musicの利点は料金面の安さと、プライム会員になれば使えるというところでしょう。
今現在プライム会員であれば追加費用なしで使用ができます。
また、これからプライム会員になろうと思った場合、Prime Musicだけでなく『プライム・ビデオ』も利用できたり、お買い物や Kindleなどの優遇施策もありアマゾン様様です。
Google Play Music
サービス開始当時から楽曲数が多くさすがはGoogleといった感じでしたが、可もなく不可もなくといった印象でした。
一時、CMでBUMP OF CHICKENなどを起用していて目を引きましたね。
最近またCMをみたり、ネット上の話題に上がるのを見かけるようになりました。
2016年内に歌詞表示などの機能追加や、『YouTube Red』という広告表示なし・オフライン再生可能なYouTubeの利用などの期待出来そうなトピックがあがっています。
Apple Music
僕は基本的にiTunesで音楽を管理しています。
なので持っている音楽も聞きたいし定額配信でも音楽を聞きたい場合にはApple Musicが1番親和性が高いです。
ただ、Apple Musicは楽曲数が多い反面、そのほとんどが洋楽という点が自分にはマイナスでした。
洋楽ぜんぜん知らないしね。
LINE Music
さすがは巨大プラットフォームのLINEって感じですね。
LINE本体との繋がりもあるので、囲い込みし易い感じがしました。
楽曲的には最新のものや流行りのものを基本として有名ドコロなどはだいたい配信されています。
学割からもわかるように学生が優遇されています。
学生さんならとりあえずLINE Music、というのもよいかなと思います。
AWA
avexとサイバーエージェントが組んでいるということでサービス開始前から期待値が高かったです。
比較として見てみると、楽曲数が少ないのが気になりますね。
avexのレーベルというのが逆に足枷になってるのでしょうか。
使ってみた感じはAWAが1番好きでした。
UIもスタイリッシュだし、レコメンドも有能だと感じました。
あとはFreeプランがあるのもいいですね。
『Google Play Music』のアップロード機能がかなりイイじゃないか
定額音楽配信とは違うのですが、『iTunes Match』というサービスがあります。
これはiTunesライブラリをクラウド上に保存することでどの端末からでも音楽を聞けるというサービスです。
これが年額3,980円で利用できます。
便利なのですが、「じゃあApple Music使えばいいじゃないか」とか「課金はしたくないなー」とか思うところがあって使ってはいませんでした。
そんな中Google先生がAppleを潰しにきました。
なんと、Google Play Musicでもクラウド上に音楽ファイルを保存することで各端末から再生出来るアップロード機能があるというではないですか!
しかも、なんとこの機能だけであれば月額料金を払う必要はなく、Googleアカウントさえあれば利用することが出来るというのです!
アップロード出来る楽曲(ファイル)数に上限があるのですが、5万曲という個人で持ってる人いるのかって数字です。
いゃったぜ! ヒャッハー!
ということでiTunesで管理している音楽ファイルをガバッとアップロードしてみましたが、アップロードにはやはり時間がかかりますね。
あと3日ぐらいかかりそうです・・・。