社会人のみなさん、今日も元気にメール送ってますか?
人によっては毎日とんでもない量のメールをやりとりされているのではないでしょうか。
ワイは電話するのが嫌い過ぎて基本的に連絡はまずメールをすることが基本でした。
『メールで事足りれば電話しなくて済むぞぅ!』
といった感じですね。
メール誤送信はヤバイ、すげぇヤバイ
あなたはしたことがありますか? メール誤送信。
郵便物を配達ミスすることなんて日本ではとんでもないミスとして位置づけられています。
メールもそうでしょう。
メールの内容や添付されているファイルによっては関係者外秘の情報もあったりするかもしれません。
人によっては「間違えちゃったテヘペロ♪」でちょこっと謝っとけば済むこともあるでしょう。
その逆に、大手企業であったり重席の人だったりに対してしてしまうと、「詫び入れんかいワレ!」という罵声を受けて、さらに上司と一緒に菓子折り持ってジャパニーズドゲザをキメることになることもあるでしょう。
メールの送信は基本的に送信ボタンを押したら完了してしまうので、宛先をきちんと確認してから送信ボタンを押すのが基本です。
最近では確認ダイアログが表示されたり、GoogleのGMailなどでは誤送信対策のために「送信後、一定時間以内なら送信を取り消せる」という機能が追加されたりしましたね。
ちなみにGMailのこの機能は、「送信ボタンを押してから一定時間メールサーバに留めておいてから送信する」というような機能です。
メールサーバにある間ならばまだ相手には実際に送信していないので取り消すことが出来るというもので、グリーティング機能のようなものですね。
メール誤送信の記憶
電話するぐらいならメールを選んできたワイですが、メーラーはThunderbird派でした。
周りはBeckyとかが人気でしたね。
そんなワイにも苦いメール誤送信の記憶があります。
ということでその時の話をしたいと思います。
新卒2年目の冬
あれは新卒2年目の冬のことでした。
システム開発業の会社に勤めていたワイは、ある企業に常駐で勤務していました。
形式上は『請負で常駐開発』となっていましたが、派遣とかわりませんでした。
その時のワイは、なぜかサーバエンジニアとして買われて仕事をしていました。
当時はターミナルからviでファイルを開いたりtailでログを見るだけの簡単なお仕事が出来る程度しかサーバは触れませんでした。
スキル的に完全に戦力外状態です。
それでもまだ若かったことと、常駐先の方々が良い人達で苦笑いしながらも色々教えてくれていたこと、さらに適宜いい感じな仕事をいい感じにふってくれていたことなどもあり、なんとか少しはプロジェクトに貢献出来ていたような感じでした。
そのプロジェクトはそこそこ大きなプロジェクトで、しかも色々な要因からスケジュールが切迫していていました。
朝9時に出社して終電で帰る生活でした。
土日は出なくてもいいようにリーダーさんが配慮してくれていましたが、前に自分が担当していたプロジェクトで不具合が出たとかで土日はそちらの対応で出社していました。
今考えるとおぞましい状況で、今の自分には絶対に心も身体も持たない状況です。
※当時はまだまだ元気なフレッシュマンだったのでね。
そして送信ボタンは押された
ワイは末端のメンバーだったので、お客さんとやりとりするようなことはありませんでした。
主にはサーバーチームのメンバーとのやり取りだけでした。
当時はまだチーム内チャットアプリやサービスが出回っていなかったので、進捗状況や懸念時事項はメールで逐次報告するようにしていました。
※ワイの主な業務が調べ物だったので。
そしてそれとは別に、自社の上司にも日報を送っていました。
まだ2年目のペーペーが単品で常駐しているということ、そしてスキル不足であることは上司も重々理解していたので、技術的に分からないことや問題などがあった時にすぐにフォロー出来るようにという配慮もあって、日報を送るように指示されていました。
基本的にはその日の作業内容や進捗などを纏めて、業務終了前に上司に送信するのが日課になっていました。
その日も、くたくたになって疲れた頭でメール本文を打ち込んでいました。
内容は「◯◯で詰まっている」「全然貢献出来ていない」「少し辛いです」というような感じだったと思います。
ポチッ
メールを打ち終えて送信ボタンを押しました。
基本的に自分が送るメールには自分のアドレスをCCかBCCに入れるようにしていたため、送信したメールが自分の受信トレイにも送られてきました。
何気なくそのメールを開いたところで違和感を感じました。
『あれ? 日報の宛先に2人分名前が入ってる・・・・・・あ!?』
そう、なんと日報をチームのリーダーとメンバー宛に送ってしまったのです。
『やってしもたァァァァァァァーーーーーーーーー!!!!!』
焦りました。
チームメンバーはリーダーを含めて常駐先のプロパー社員さんたちです。
戦力として期待されていた程の貢献が出来ていないという負い目もあって少し壁があるように感じていたところでこのメール誤送信です。
あわわわわ、となりながらもお詫びと誤送信である旨、そしてそのメールの削除依頼を急いでメールで送信しました。
『どーーーーーしよーーーー』
凹みながらも誤送信したメールを改めて自社の上司宛に送り直しました。
誤送信したメールの内容にはチームメンバーさんたちからの依頼の業務の内容もあったので、メール本文に名前も出てきていました。
この件に関して、お叱りなどは受けませんでしたし、ご指摘も受けませんでした。
これがお客さんに対して誤送信していたらもう一大事だったでしょう。
※お客さん側の担当さんがとてもそういうのにキビシイ方だったので。
とはいえ、自分や自社からすれば常駐先は『お客さん』に当たるわけですし、完全にやらかしています。
そのプロジェクトでは、みんなが大変な思いをしていましたし、それをみんなわかっていました。
そんな中でワイだけが辛いかのようなメールを受け取った常駐先プロパー社員さんの心境は複雑なものだったことでしょう。
その件で大変凹んだワイは、メールを送る前には必ず送信先を指差し確認してから送信ボタンを押すようになったのでした。
あなたもメールの誤送信には気をつけてくださいね!
しかばね一葉