会社の同僚と廊下ですれ違う場合、基本的には挨拶をしますよね。
スタンダードなパターンだと
「おつかれさまです」
とかでしょうか。
ワイの挨拶テクニック
戸建てな仕事場所であったり、自社ビル、ワンフロアー貸し切りで周りが完全に同僚の社員ばかりのような場合であれば、出会った人間には容赦なく「お疲れ様です」固定で大丈夫でしょう。
しかしオフィスビルでフロアーの一室を借りているような場合、トイレに行くと他の会社の方とすれ違うこともあります。
さすがに交流もない他の会社の方に「お疲れ様です」と言われたらビックリするでしょう。
もしワイが知らない人に「お疲れ様です」と声をかけられたら、その日一日は『あれはなんだったんだろう、そもそもあれは誰だ・・・知り合いだろうか・・・』と悩み続けてしまいます。
最近お仕事をさせて貰っている仕事場所は正にオフィスビルの一室のタイプです。
1日に何度かトイレに行きますが、よく人とすれ違います。
そのほとんどが別会社の方です。
社交性の乏しいワイが別会社の人に気さくに挨拶するわけもなく、基本的には素通りします。
が、やはり同僚には挨拶しないわけにはいきません。
(しょせんバイトですが、印象悪くならないためには日頃から挨拶ぐらいはしなくては・・・)
なので、向こうから挨拶された場合や確実に知った顔である場合は「お疲れ様です」と小声でブレス多めで挨拶をしています。
ここでワイの困った特性が難題を生みます。
そう、基本的にワイは人の顔を見ないのです。
だから人の顔を覚えるなんてことはほとんどないのです。
仕事で直接関係するような人であれば否応なく覚えますが、「話したことないけど同僚の人」とかであれば確実に顔は覚えませんし名前と顔なんて一致することはありません。
このパターンは非常に恐ろしいのです。
挨拶すべき対象なのにそもそもその人を判別出来ないのです。
向こうから食い気味で挨拶してきてくれればこちらも挨拶できるのですが、そういう気さくな人なら顔も覚えることになるでしょう。
そして悩んだ末に体得した方法がこれです。
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前方に人間を確認!
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行きたい方向へ前身しながら距離を積める(この時、早足になりすぎないこと)
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近づきながらもその人物が放つ雰囲気を脳内検索して該当者がいれば通常挨拶モードに移行する
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該当しない場合、相手との距離が約3メートルになったところで歩きながら『軽く会釈をしているかな?』と思わせるぐらいに頭を下げる
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相手が挨拶をしてきたらこちらも挨拶モードに移行する
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相手が挨拶をしてこなければスルーして目的地へ
これです。
言うなれば挨拶のジャブです。
軽く会釈のモーションをとることで相手のリアクションを見てからこちらも挨拶と言う名の右ストレートを打つかを決めます。
たいていはこれで乗り切れますが、イケイケ営業会社だったり意識高い系集団だったりすると『は? 何あいつ? 元気なくね? やる気なくね?』という印象を与えて陰口を叩かれたりします。
やはり人間社会は恐ろしいですね。
しかばね一葉