新聞でこんな胸くそ悪い記事を見てしまいました。
『(ペット)引き取りビジネス横行』
写真のやせ細ったトイプードルなんて生きているのも不思議な状態なんじゃないでしょうか。
動物愛護法が2013年9月に改正されたことで、ペットショップやブリーダーからの動物の引き取り申請を都道府県が拒否出来るようになったそうです。
これによって、保健所などが行う殺処分の件数は減っているそうです。
それだけ見るとよい結果が出ているように思えますが、どうもそうではないようです。
ペットショップで売れ残った動物はずっとペットショップにおいてもらえるわけではないので、当然どうにかしてどこかに引き取ってもらうことになるわけですが、おそらく保健所などに引き取ってもらうのが一番コストが少なかったのでしょう。
それができなくなったわけですから当然他を探すことになり、引き取りビジネスの需要が高まったのでしょう。
1匹辺り5千〜1万円で引き取られるそうです。
引き取られた先での環境は劣悪と書いてありますが、大抵は完全に『料金を貰って引き取る』ためだけのビジネスでしょう。
永く生かす気なんて毛頭なく、早く亡くなってしまったほうがその業者としてはありがたいと思っているかもしれませんね。
当たり前ですが、臭いものに蓋をする感覚で殺処分を反対したり規制しても、結果としてこれでは余計に状況が悪化しているように見えますね。
どうすれば(どうなれば)正解で最適解なのかは僕なんかではわかりませんが、こんなビジネスが成り立ってしまうのは本当に悲しいですね。