先日のことです。
チラッと新聞の広告欄を見ると、
ペット信託セミナー
という広告が載っていました。
おそらく読んで字のごとくの内容なのでしょう。
ペットについて『民事信託契約』を結ぶことを言うようです。
このセミナーを開催するのはこの地域の行政書士事務所でした。
ちなみにお値段は3000円でした。
司法書士やら弁護士やらは仕事の取り合い状態みたいなのでこういうペットのことについての広告が増えていくかもしれませんね。
ペット信託とは
『ペット信託』という言葉自体はまだできて数年程度しか経っておらず、まだ聞き慣れない用語ですね。
本当に簡単にペット信託を説明します。
(もっと詳しく知りたい方はぐぐってみると簡単に出てくると思います)
ペット信託とは、自分の死後や入院後に予め決めていた人物(家庭)にペットを引き取ってもらい、その人物には月々の飼育費用が信託口座から支払われる仕組みです。
引き取ってくれた人物に経済的負担をかけることも少なく、ペットの新しい生活を経済的に保証することができます。
もちろん予めペットをしっかりかわいがってくれる引き取り手は決めておく必要があります。
『信託』なので当然相応の資金が必要となりますし、『管理会社』の設立や遺言書かそれに相当するものが必要になるので、基本的には司法書士さんなどの手を借りることになるでしょう。
ペットを人間の家族と同じかそれ以上の愛情を注いでいる方も多いでしょう。
そんな大切な存在ですから、自分が面倒を見れなくなってからもペットの幸せを望むのは当然です。
そんな方の選択肢の一つとしてペット信託というのもありかもしれませんね。
とはいえ、正直自分とは関係ない話かなと思います。
ある程度の資金があって初めてこの選択肢が浮上するのかなと。